先日Posthavenというサービスを発見した。トップページには、"This is one made to last forever."(このサービスは永遠に続ける)と書いてある。「は?」と思ったが、さらに下の注意書きを読んで納得した。
Our pledge to you
We'll never get acquired.
We'll never shut down.
You pay. We keep the lights on.
我々の誓い:
我々は他企業に身売り(売却)しない。
我々は永遠にサービスを閉じない。
あなたが支払えば、我々は明かりを灯し続ける。
「おぉ、これはいい。」
米国の、主にシリコンバレーを中心とした、Startupの生態系からの脱却を試みたその発想と心意気に惚れ、早速アカウントを作成し、カード番号を入力した。
Posthavenは、元々Y Combinatorのから投資を得て別のブログサービスを作っていたメンバーが、諸々の理由でそのサービスのクローズを余儀なくされた後にローンチしたらしい。
※Posthavenは、post(投稿)のhaven(安息の地)という意味。日本語では「ポストヘイヴン」と発音するのがいいと思う。
さて肝心の利用料は月額5ドル、年間では60ドルになる。仮に今後30年使うとすれば1,800ドル(約20万円)だ。安いとは言えないが、書いても泡と消えるTwitterや、検索性に欠けるFacebook、また米Yahoo!に買収されてこの先どうなるか分からないTumblrに疑問を持ちながら投稿することを考えれば、いい買い物だと考えた。
※今まで利用していたTumblrは投稿は停止しようと思う。Tumblr自体は良いサービスで特に問題は無かったが。
なお月額利用料5ドルの内、2ドルは純粋なユーザー手数料として、2ドルは「ブログもっと書け」という自分への戒めに、最後の1ドルは創業者に対する支援と感謝の意味合いで出そう。ブログ無精が少しでも改善されることを願って。